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書籍紹介

数学の魅力

youdai21

『世界のたね 真理を探求する科学の物語』は、科学の歴史や探求の面白さをわかりやすく伝える一冊です。

本書の「数の魅力」の章では数学がどのように誕生し、発展してきたのかを語っています。

今回は、その内容をかみ砕いて紹介します。

なぜ数学は難しいのか?

「数学が苦手」と感じる人は多いですが、それは人間の脳が計算に向いていないからです。

原始時代の人々にとって重要なのは、生き延びること。

計算よりも、危険を察知する力や、食料を見つける能力のほうが必要でした。

そのため、数を直感的に理解できる範囲は限られており、5~6個を超えると認識しづらくなると言われています。(机の上に缶ジュース7個をイメージしてみてください)

数学の始まり ー シュメール人とバビロニア人

では、そんな人間がなぜ数学を発展させたのでしょうか?

約5000年前、シュメール人が大都市を作り始めた頃、税の計算や商業、土木工事のために数学が生まれました。

さらに、バビロニア人はその知識を発展させ、天文学と結びつけました。

彼らは星の動きを計算し、暦を作成することで、未来を予測できると考えたのです。

ピュタゴラスと「数の神秘」

数学の発展に大きく貢献したのが、古代ギリシャの哲学者ピュタゴラスです。

彼は、三角形の辺の長さに関する「ピュタゴラスの定理」を確立し、さらに音楽と数学の関係を発見しました。

「美しい音の背後には数がある」と考えた彼は、数学を神聖視し、数を信仰の対象にする教団まで作り上げました。(この教団は少し恐ろしい教団なんですが・・・)

数学を学ぶ理由

本書は、「数学ができると得だから」という実用的な理由だけでなく、「自然界は数学で表せる」という本質的な理由を提示します。

たとえば、星の動きや音楽の調和など、数学はあらゆる現象に深く関わっており、それを理解することで世界をより深く知ることができるのです。

まとめ

本書では、数学の起源からその発展、さらには「数学がなぜ重要なのか?」まで、わかりやすく解説されています。

数学に苦手意識がある人でも、歴史やエピソードを交えながら楽しく学べる内容です。

「数学って面白いかも?」と思えたら、ぜひ本書を手に取ってみてください!

ABOUT ME
かねはち
かねはち
高校教員
教員歴10数年。ただひたすら前を向いてがんばってきましたが、ふと周りを見渡すと、これってどうなの?という疑問もたくさん溜まってきました。現状を打破すべく様々な人と考え方を共有していけたらと思います。教員に読んでほしいのはもちろん、学生や保護者の皆様にも様々な発信をしていけたらと思います。【好きなこと】Apple│効率化│変化│挑戦
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